タイの伝統工芸の至宝”ベンジャロン焼き”。

ベンジャロン焼きとは

華やかで時に艶やか。金色が織りなすタイ伝統の至宝。

ベンジャロン焼の「ベンジャロン」とは、古代サンスクリット語の「ベンジャ」と「ロン」を語源とし「5色」を意味するタイの伝統的磁器です。この5色とは必ずしも5色ではなく、3色のこともあれば、それ以上の色が使われていることもあります。
このベンジャロン焼きのはじまりはアユタヤ王朝後期の16世紀から17世紀といわれており、シンプルな白い磁気に色づけをはじめたことがそのはじまりといわれています。ベンジャロン焼きは、タイ王室御用達の陶器として生まれ、タイ国王が職人を中国に送り、そこで製造した物を輸入して使っていたといわれています。
その人気は金、赤といった華やかな色をふんだんに使いながら、美しい模様がデザインされた、エレガントな雰囲気といえます。